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鬼滅~甘い恋の話~時透無一郎、冨岡義勇★R18

第15章 俺のもの、僕のもの 冨岡義勇【R18強】時透無一郎【R18】


夜の街は賑わっていた。ぼーっとして歩いていたので周りの雰囲気が変わっている事にゆきは気づかずにいた。誰かが腕を引いてきた。
「おい!ここで何してやがる?」見上げると宇髄さんだった。
「あれ?なんで?」
「何でもくそもあるか、ここは吉原遊廓だぞ?俺は潜入捜査してんの」
刀も持っていないし、腕は包帯巻いている…。そんなゆきの姿を見て心配になった。
「腕の話し回ってきて知ってる冨岡だよな。刀ももたずに何でここにいる?」
「あの…ご飯食べに出たらいつの間にか…」
「はぁ?飯は、用意されてないのかよ?」
そこで、義勇の婚約者の事を思い出した。
「もしかして、冨岡のとこに居にくいのか?」
「…はい…」
宇髄は頭を抱えたがすぐに鎹鴉を義勇の元に飛ばした。

「今から一人で帰るのはダメだ。危ない。冨岡がじき迎えに来る。それまで大人しく待つように。」

宇髄に案内された場所は、宿屋だった。藤の家紋の宿屋だった。

歩き疲れたゆきは、うとうとしてしまい。眠ってしまった。

ーーーーーーーー

暫くして、義勇が到着した。
部屋の戸を開けるとゆきが畳の上で眠っていた。
このまま連れて帰るのは可哀想なので、抱き上げ布団の上に寝かせてあげた。

すやすや寝息を立てる顔が堪らなく愛おしい。触れたくて仕方なかった。

親指でそっと唇をなぞった。百合にいきなりされた口づけの感触を消したくて仕方なかった。

義勇は、ゆっくりとゆきの唇に自分の唇を重ねていった。

「んっ」ゆきが目覚めてしまった。が、義勇は止まることなく角度を変え何度も唇を求めた。力無くゆきが義勇の胸元を叩く。
止まることなく舌もからめてくる。息が出来ない。本当に苦しくて、這うように体勢を変え逃れた。
「はぁはぁはぁ…」
苦しそうに息を整えているゆきに後ろから義勇が無理やり隊服を脱がし始めた。
「やだっどうしたんですか?やめっ」
おしりの辺りに馬乗りになられているので逃げれない。上着を開かれあっという間に上半身が露わになった。
背中を撫でながら優しく舌を這わしてくる。
「あんっ」
ゆきの体が反応する。
反応して体が反った時に片手で胸を掴み先端を刺激してきた。「はっ、ん、」
辞めてと懇願しようと背後を向いた時に口づけをされた。
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