第86章 無一郎と美月の秘密【R18】時透無一郎
無一郎はゆきの口の中から指を引き抜くと、今度は舌を這わせながら、じりじりと下腹部へと降りていった…。
「あ、ぁ…っ」
「足開いて…」
無一郎がその間に顔を割り込む。
戸惑いなく秘部へと顔を寄せ、溢れ出した液をを掬い上げるように舌を突き入れた。
吸い付くような愛撫…。
直接刺激されるあまりの快感に、腰が跳ね、畳を掴む指先に力がこもる。
「む、いちろう、くん…っ、そこ、は…あぁっ」
頭が真っ白になる。
最高潮に達しようとしたその時、襖の向こうからおどおどした声が響いた。
「あの…柱…お取り組み中、失礼いたします」
隠の声だ。無一郎は、濡れた自身の顔をゆっくりと上げ、唇の端を指で拭いながら面倒くさそうに答えた。
「なに? 邪魔しないでって言ったはずだけど」
「はっ…! し、しかし、水柱様がお目見えです。緊急の報告があるとのことで、お通ししてもよろしいでしょうか?」
その言葉に、体中の血が引いていくのを感じたゆき…
「ま、 待って、起きなきゃ…」
必死に身を起こそうとするが、無一郎の腕が体を押さえつける。
無一郎は、舌の代わりに長い指を、とろとろになった熱い中へと深く挿入した。
「ひ、あっ…」
「逃がさないよ。中には僕のモノを入れられないけど、このまま冨岡さんの話を聞くから」
首を激しく横に振るが、無一郎の指は容赦なく中をかき回し、一番敏感な場所を攻める。
「嫌、だ…声、出ちゃう…やめて」
「大丈夫だよ、声さえ出さなければ。…ほら、来たよ」
無一郎が耳元でそう囁くと同時に、廊下から、静かな足音が近づいてきた。
愛撫の手は止まらない…激しく動かすと音がするので無一郎は、動きを止めた。
「時透…鴉から聞いて来た…ゆきは大丈夫なのか?」
「うん。大丈夫です。一応あった事を冨岡さんにも共有しておこうと思い鴉を飛ばしました。」
「そうか…ゆきに会いたいのだが、何処にいる?」
ゆきは、無一郎の下で口を抑えながら与えられる快感で漏れそうな声を押し殺すのに必死だった。
「疲れて寝ちゃいましたよ」
答えながらも、無一郎はゆっくりとゆきの中の壁面を掻くように指を動かす…。
「そうか…明日は気を付けて稽古に来いと伝えておいてくれ」
義勇は、そう言い残し帰って行った。