第13章 動き出す運命 〜時透無一郎 冨岡義勇【R18】
無一郎は、ゆきの胸に舌を這わした。「あっ」
静かな部屋に声が響く。ゆきは、焦った。
「師範に聞こえちゃいます」無一郎はその言葉に動きが、止まった。
「聞かせてあげようよ」
「えっ?」
「冨岡さんに聞かせてあげよう。」
「無一郎くん何言って…」
無一郎は、自身の隊服のボタンを外していった。ゆきは、本気なんだと悟った。
ーーーーー
ゆきの部屋のあたりから何か物音がする。気になるが、俺が行くとまた誤解されそうだし怖がるかもしれない。
義勇は、ゆきの部屋の違和感に気づいていた。
だけどもしゆきが危険な目に遭ってたらと考えるとじっとしていられず刀を持って様子を見に行った。
ーーーーー
「無一郎くんっやめてください」
小さな声でゆきは抵抗していた。「嫌だやめない」
無一郎の手は下腹部に伸びて熱くなってきている場所に指を滑らした。
「んっ」
「頑張って声殺してるの?」無一郎は余計に激しく指を動かした。
「っ…」
「出していいよ。声聞きたい」
「ん…」
声を押し殺すゆきが可愛すぎて無一郎は我慢できずゆきの足を開きゆっくりと入っていった。
「あっん」
思わず大きな声が出てしまった。慌てて両手で口を抑えた。
「ゆき大好きだよ。僕のものだからね。誰にも触らせたくない。」
無一郎は、優しく丁寧に突いてくる。正直気持ちよかった。おかしくなりそうなくらい気持ちよかった。
自然と漏れる声も大きくなっていた。
事が終わりゆきはぐっすりと眠っている。隊服を直して無一郎が部屋を出ると義勇が立っていた。
「冨岡さん盗み聞きですか?悪趣味だな」
「会いに来ても良いとは言ったが夜中は無しだ」
怒ると思ったのに言われたのはそれだけだった。
ーーーーー
次の朝ゆきが道場に行くといつも先に居るはずの義勇の姿がなかった。
暫く素振りをしていると義勇が現れた。
「おはようございます!」「おはよう」
いつもと変わらない様子なので昨日の事は気付かれてないと思った。
「今日は、お館様に呼ばれている。だから稽古はなしで準備して行くぞ」
お館様なんだろう?新しい任務なのだろうか?色々考えながら産屋敷に向かった。