第11章 私の好きな人〜冨岡義勇【R18強強】時透無一郎
ゆきが目覚めると義勇が隣でこちらを見ていた。すぐに口づけをしてきた。
「んっ」もう昼過ぎだった。まだ二人は行為にふけっていた.
義勇は、指でゆきをかき混ぜた。まだまだ甘い液が溢れてくる。
「あっ、あっ、も、もう起きない、と、」
「時透とはこんなに長くしてないだろ?」
また無一郎の話が出てきた。視線を外して横を向いた。
義勇は、ゆきをうつ伏せにして、後ろから激しく突いた。奥まで入ってきて、理性が飛びそうになった。
背面からゆきの身体を反らし両胸を愛撫しながら何度も突いてくる。義勇の吐息も漏れる。
こんな時間にこのような行為をしていると言うだけで体が疼く。
何度も色んな体勢に、変えられて何度もゆきは果てた。義勇も何度も果てた。
義勇の体の熱が治まったのは夕方だった。
ゆきはやっと解放された。
「汗と色んなモノが体に付いたから風呂に入ってこい」
義勇のその言葉に、ふらふらしながら部屋を出た。
ただ一日かけての行為だったので歩き方がぎこちなくなった。
お風呂に入っていると、そこに義勇が入ってきた。「ど、どうしたんですか?」
湯船の中で、黙って抱きしめてきた。
義勇の熱いものが硬くなってゆきのお尻にあたる。
ぞくっとしたと同時に、挿れてきた。湯船がチャプチャプ波打つ。
「あっ、あっ、こ、こんな所で、、、」水の音が激しくなっていく。
「ぎ、ぎゆう、さんっ、あっやだ、抜いてください。」
浴槽の端に手をつかせて後ろから突いている。止まらない。
「ぎ、義勇さ、、あっ、、、」
「時透と風呂でしたことあるのか?」
突く速さがどんどん増した。「な、ないですっ」義勇は出そうになりすぐに抜いた。
湯船の中に白濁色の切なさが漂った。
ぐったりして湯船の端に倒れかるその背中に義勇も身体を重ねた。
一番長くゆきを愛し続けた一日だった。
もう日が暮れて夜になっていた。
食事の時にゆきは思い切って義勇に言った。
「今晩は一人で寝てもいいですか?」一瞬義勇の動きが止まった。
暫く考えてから返事をした。
「ああ。」
「ありがとうございます。」
「ただ、庭に出るな」
「はい。」