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鬼滅~甘い恋の話~時透無一郎、冨岡義勇★R18

第50章 嫉妬の果て〜冨岡義勇 時透無一郎【R強】


俺はいったい何をしたいんだ…

嫉妬で狂いそうだから、いっそ楽になるかも?と思い

ずっと素っ気なくしていた…いや、正直お前に腹を立てていた。

お門違いな事なのにな…

自分に振り向いてくれない、あいつに夢中なお前に

愛おしさが、いつしか腹ただしさに変わろうとしていた自分を制御するために、無視していたんだ…

だが、そんな事したらもっと気持ちが離れていくと考えればわかるのに…

俺はこの【恋】と言うものがどうやら苦手らしい

お前と初めて会ってからずっと空回りしている

剣術と違いどうして良いのやらわからない…

【恋】と言うものは鍛錬しても俺には、どうにもならないらしい…

寝ぼけながら呼ばれた声が忘れられない

      《ぎゆう》

お前に呼び捨てにされると俺の胸は高鳴る…



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