第48章 君の感触〜時透無一郎【R強強】
義勇は、ゆきの帰りが遅いことを心配していた。
屋敷の門の前で行ったり来たりしていた。
そこに、無一郎の鴉の銀子が現れた。
「冨岡さん今日ハゆきハ、無一郎ト過ゴスノデ帰リマセン。ゴ心配ナク。」
そう伝えて帰って行った。
「毎日会いに行くのは、我慢できたが…今夜一緒に過ごすのか…」
義勇は、嫉妬に狂いそうになった。
ゆき…今何しているんだ…。今夜俺は眠れそうにない…。
ゆき……
‐‐‐‐
「あっ…む、無一郎くん…もう、だめ…っ」
もう何回頭が真っ白になるくらい気持ちよくなったんだろう…わからない…。
無一郎は、指を抜いてくれずもう何度もゆきは果てている。
「ゆきは、気持ちよくなる度に僕の指を締め付けるからすぐにわかるよ」
ゆきは、赤く火照った顔で無一郎の腕を抑えた。
「もう…お願い…そろそろ抜いて…」
無一郎は、意地悪にゆきの目を見ながら言った。
「指以外が欲しくなったの?」
ゆきは、ますます頬を赤らめ目を潤ませた。
「そ、そうじゃなくて…きゅ、休憩したい…」
「休憩?」
「今のまま続けたら…私…」
ゆきが、泣きそうな顔で目を逸らし言いにくそうにしている。
「続けたら?どうなるの?」
「気持ち良すぎて…気を失いそう…」
訴えるように僕にそう言っていた…。潤んだ瞳…火照った顔…汗ばむ肌…
この甘い香り…
「じゃあ快感で、気を失わせてあげる」
無一郎は、まだ入っている指を激しく動かしだした。
「あん…あっ…あっ…ん」
また体が波打つ腰が痙攣する…。ゆきが、果てる寸前に無一郎は指を抜いた。
ゆきが、思わず無一郎の顔を見た…。
「あと少しで、いっちゃう所だったよね?」
言葉にならないゆきは、潤んだ瞳で無一郎を見つめた。
「欲しいでしょう?僕の…」
そう言って無一郎は、ゆきの足を大きく開いた。
「中途半端にやめられたら欲しくなるでしょ?」
ゆきは、顔を赤くしながらも無一郎の目を見て首を縦に振った。
「じゃあ僕の入れるよ…」
先程、快感の絶頂を迎える寸前にお預けをくらった場所にゆっくりと無一郎は、入れていった…。