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鬼滅~甘い恋の話~時透無一郎、冨岡義勇★R18

第48章 君の感触〜時透無一郎【R強強】


ゆきは、稽古を終えるといつも無一郎に会いに行っていた。

「また来たの!?」

ゆきは、無一郎が自主稽古を終えて中庭の井戸に水を飲みに行く頃合いにそこで待っている。

「うん…毎日会いたいもん…」

ゆきは、絶対に屋敷の中には入って来ない中庭の凛が来ない場所で待っている。

「ゆき今日は中に入りなよ」

無一郎が、ゆきの手を引き屋敷の中に招き入れようとした。

「で、でも凛が…」

「今日は、居ない…帰って来ない。ご両親に会いに行ったから」

「いいの?」

ゆきが、無一郎に上目遣いで聞いた。

「おいで。ご飯一緒に食べよう」


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

すっかり辺りも暗くなった。ゆきがそろそろ帰ろうとした時

無一郎に抱きしめられた。

「今日は帰さない」

「で、でも師範に何も言ってないよ」

無一郎は、ゆきの首筋に顔を埋めながら

「銀子を冨岡さんの屋敷に飛ばすよ」

と言うとすぐに銀子の声がふすまの向こうからした。

「無一郎ワカッタワ水柱ノトコへ行ってクルワ」

羽音が遠くなり銀子が行った事がわかった。


無一郎は、そのまま首筋をぺろっと舐めてから軽く噛んだ。

「久しぶりにゆきが、欲しいな」

隊服のベルトを、緩められ上着をたくし上げられ背中から、無一郎の手が素肌に触れた。

「久しぶりの柔らかい感触…胸も触るよ…いい?」

くちづけは、何度もしていたがこうやって触れ合うのは本当に久しぶりで、あの夜…

義勇が警備の任務で、無一郎の屋敷に来ていた夜以来だった。

座ったままで、無一郎はゆきを後ろから抱く形に向きを変えた。隊服の中に入れた手が、後ろから胸を触った。

全体を優しく揉みながら親指で先を刺激した。
ゆきは、反応して体を反り返した。

無一郎が、首筋を舌でなぞった。尚も反応してゆきから甘い声が漏れる。

「あっ…」

ゆきの上着を脱がせた。白い透き通るような肌の背中が無一郎の鼓動を速めた。

胸を優しく愛撫しながら背中に、舌を這わした。

「先堅くなってるけど気持ちいいの?」

ゆきは、力なく頭を縦に振った。

無一郎は、ゆきを自分の方に向かせた。

「僕のも脱がせて」








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