第45章 色が消えた世界〜冨岡義勇【R強強】
蝶屋敷で無くなった薬の話だ。会いたい人の幻覚を、見るという薬だ…。
凛が怪しいと、胡蝶は言っていた…。さっき甘露寺の屋敷で、確かあいつはゆきに水を飲ませていた…。
混ぜていたのではないのか?
はっとして自分の上にいるゆきに、目を向けた。
自ら服を、脱いでいた…。綺麗な白い肌、綺麗な胸にはゆきの肩より少し長い髪がかかっていた…。
「無一郎くんもちゃんと脱いで…」
されるが、ままにシャツのボタンをゆきに開かれた。
露わになった俺の胸元に、ゆきはゆっくり倒れ込んできて柔らかな胸を、俺の素肌に当てた…。
だんだんと、俺の理性もきかなくなってきているのが自分でわかった。
「無一郎くん…」
甘い声でずっと誘ってくる…それにゆきの甘い香りも拍車をかけて俺を、惑わす。
義勇も、限界を超えた…。ゆきと体勢を逆転した。
そして、激しくくちづけをした。舌も絡め二人の唇が離れる度に糸を引くくらいお互いの唇を堪能した。
漏れる甘い吐息…そして何度も囁く名前…
「無一郎くん」
義勇は、名前を呼ぶゆきの口に指を二本咥えさせた。
聞きたくなかったからだ。
片方の空いた手で、胸を優しく揉んでやりながら先の部分を、優しく時には強く舌で転がした。
咥えさせた二本の指にゆきの舌が纏わりつく。苦しそうにするので、指を抜いてやった。
すると出た言葉がまた
「無一郎くん…」
思わず「俺は時透じゃない」と答えたが薬のせいなのかゆきの耳には届いていなかった。
そして隊服のスカートをたくしあげて、足を開かせた。
指で、触ると濡れていた…指を一本二本と増やして入れる度にゆきは、甘く鳴いた…。
「無一郎く…ん あっ…」
指以外のものを、欲しがっているとすぐにわかった。俺の熱くなった部分に、ゆきが手で触れてきたからだ…
だが、ここで抱いてしまって相手が時透ではないと分かったらお前は、俺を軽蔑するだろう…
考えている間にも、ゆきの手がどんどん中に入ってきて直接俺の熱くなったものに触れていた…。
密着する上半身…俺はお前の気持ちよくなる場所に指を入れて中をかき混ぜている…。お前は、俺の我慢しているものを刺激する…。限界だ…