第29章 二人だけの秘密〜冨岡義勇 不死川実弥【R18強】
「冨岡の鴉じゃねーかよ?」
不死川は、鴉から急な任務が入った連絡を受けた。
「俺がゆきにまた暴走した事しちまったから帰ってこねーような気がする…時透に示しがつかねーな。」
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一方、義勇の屋敷
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「ゆき寝る前にこれを飲め」
義勇が部屋に飲み物を持ってきた。
「何ですか?これ?」
「隠の特製栄養剤らしい。俺も飲んだ」
師範も飲んでいるならおかしなものでは無さそうよね?
ゆきは、義勇から受け取って一気に飲み干した。
「うん、甘くて美味しいです!」
義勇は、器を受け取りゆきの隣りに座ってきた。
朝あんな出来事があったのでゆきは少々身構えて少し離れた。
「警戒してるか…?無理ないな…今朝は悪かった」
義勇が、申し訳なさそうに謝ってきた。
「…謝らないでください。もう忘れました…。」
「そうか、、、」
義勇が腰を上げて立ち上がろうとした時、ゆきが急に胸を押さえだした。
「どうした?」
「ハァハァハァ…なんだか鼓動が早くて…」
義勇が、ゆきの体を支えて顔を見た。目が虚ろで顔は火照り息遣いが荒くなっていた。
義勇は、ゆきに以前しのぶが蝶屋敷で使った媚薬を飲ませたのだった。
「ゆき体はどんな感じだ?」
「…答えたくないです…」
義勇は、確実に媚薬が効いていると確信した。
浴衣の間から柔らかそうな胸が覗いている。わざと体をなぞるように手を這わしながら、ゆきの介抱をした。
「し、師範大丈夫なのでもう寝てください…」
「こんなに苦しそうなのに一人にはできない。」
ゆきが、耐えているのがすごくわかる。媚薬がかなり効いてるはずだ。
「落ち着くまで添い寝してやる」
「えっ?本当にいいですって」
なんとか正気を保っているのに、義勇は朝みたいにゆきをまた後ろから抱きしめた。
義勇さん…そんなにくっつかないで、私なんか変なのに…体がおかしいの。
「抱きしめてやる。落ち着け…」
耳元で囁かれる度に体が熱くなる…。義勇さん?わざとなの?片方の手は浴衣の中に入ってて私の胸を直接触ってる…。
「あっ…」
ゆきは声が出てしまい慌てて口を塞いだ。
義勇の両手が浴衣の中にきた。