第27章 刀鍛冶の里〜「義勇さん」 時透無一郎【R18】
二人が部屋に入っていく所を義勇は見ていた。
ゆきの記憶が戻ったし…時透は離さないだろうな。
胸が締め付けられるように痛い…。
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「明日本当に帰っちゃうの?」
ゆきの髪を撫でながら無一郎は、無表情でじっと見つめてくる。
「は、、い」
「ふーん」
無一郎の指が髪から首、胸に伸びてくる。
「あっ//」
「何その声」
無一郎は、胸からお腹そしてもっと下に指を這わした。
「あんっ」
「また鳴いたね」
無一郎は、ゆっくり起き上がりゆきを組み敷いた。
「いくよ」
またゆきの体が揺れる。無一郎は力強くゆきを突いた。
繋がっていることで安心を得たかった。気持ち良いのか苦しいのかわからないが僕の下で、悶え喘ぐ姿が愛おしい。
冨岡さんにもこの姿みせたんだと考えると意地悪したくなる。
「ゆき四つん這いになって」
「えっ?よ、四つん這い?」
「早くして」
「は、はい」
恥ずかしそうに僕の言うことを聞いてくれるゆきそれに、その格好…ヤバいな…
無一郎は、後ろからゆきの腰を手で押さえながら突いた。
「あっあっあっ…ま、待って、すごっ…」
「待たない」
「無一郎くん…あっ…私…もう」
「何?どうしたの」
「気持ちい…」
ビクビクと体が動き力が抜けるゆき。布団にへたり込んだ。
「朝まで終わらせないから」
そのまま朝まで無一郎は、ゆきを愛した。
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刀鍛冶の里の入り口には、連れ帰ってくれる隠と義勇がゆきを待っていた。
ゆきの姿が見えた。傍らには無一郎がいた。
何やら会話をしているようだ。
「僕の屋敷は夜は隠も居なくなり一人になってしまうから、僕が戻るまで不死川さんの屋敷でお世話になって」
「えっ!?不死川さんですか?」
「何?冨岡さんの所は絶対ダメだよ。不死川さんには鴉に伝えてもらってるから」
「甘露寺さんの屋敷とかはだめですか?」
「甘露寺さんは冨岡さんを招き入れそうだから無理。不死川さんの所の方が安心だから不死川さんに世話になって」
不死川さんいい人なんだけど少し苦手…。
前にちょっと危ない事あったし正直怖い。