第27章 刀鍛冶の里〜「義勇さん」 時透無一郎【R18】
「明日?何で?」
「師範の刀が出来たみたいで明日師範と帰ります。」
「それって君の答え?」
「ち、違います!お館様の命は、師範の刀を持ち帰る事だったのでそれに従うだけです」
「…。じゃあ帰る前にやっぱり…」
無一郎は、いきなり自身の隊服の上着を脱ぎ出した。
「む、無一郎くん!?」
地面に綺麗にそれを敷きだした。
「何してるんですか?」
ゆきをその上に寝かせた。そして自分が上に覆いかぶさり口づけを落としてきた。
「んっ!」
「明日帰るなら絶対今やる。拒む選択肢はないから」
無一郎がゆきの隊服のボタンを外しだした。ゆきも無一郎に体を委ねていた。
月明かりにゆきの綺麗な体が見える。月明かりが意外と明るかった。
無一郎は、太ももを指先で撫でた。体がびくっと反応する。
顔を見ると恥ずかしそうに目を逸らす。
二つの綺麗な膨らみに手を伸ばす優しく揉みほぐす度にゆきが、甘い声をあげる。
「もっと声聞かせて」
綺麗な膨らみの先にも触れるともっと体をよじり始めた。舌を体に這わしていく…見上げてゆきの顔を見ると潤んだ目で僕を見てくる。
堪らなく愛おしい。
過去を覚えておらず覚えていたのは怒りだけ…だった僕
そんな生活の中君が現れた。僕の心が少し晴れた…。
「そろそろ入れたいから足開いて…」
ゆきの片足を持って、もっと足を開いたそして僕はゆきの中に入った。
久しぶりのゆきの中…
突く度に体が熱くなる。規則正しい動きによって揺れる胸も月明りが明るくてはっきり見えた。
「うっ…出そう」
「む、無一郎くん…お腹の上に出して」
綺麗な肌の上に無一郎の熱いものが広がった…。
二人の息遣いが夜空に広がった。
〜〜〜〜〜〜〜
「くしゅんっ」
ゆきが、脱いだ隊服を着ながらくしゃみをした。
「風邪引かせたかな?」
無一郎がゆきの肩を抱いた。
「裸は、寒かったか…反省だな」
「大丈夫ですよ。」
無一郎と手を繋ぎながら宿へと歩いた。
「ゆき…」
「何ですか?」
「宿でもしたい。」
ゆきは、真っ赤になった。
「拒む選択肢はないから」
「わかりました…。」