第24章 刀鍛冶の里〜時透無一郎 冨岡義勇【R18】
「どうしたんだろう?師範怒ってる」
炭治郎も不思議そうにしている。
「確かに義勇さんから怒りの匂いと嫉妬の匂いもしてたなぁ」
甘露寺が慌てて「まあまあここでお開きにしましょう。」
「甘露寺さん露天風呂また行こうと思うんですけどどうですか?」
「あっ!私さっき刀が出来たって呼ばれてるのよ〜」
「そうでしたか…」
「炭治郎くんゆきちゃん今度はいつ会えるか分からないけど生きてまた会いましょうね」
「はい」
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なぜあんなきつい物言いをしてしまったんだ…。義勇は露天風呂で一人反省していた。
もう夜も遅いので人の気配は全くなかった。
ん?足音が聞こえる。湯けむりであまり見えないが
「師範?」
その声… 「ゆきか?」
「良かったぁ…師範だったんですね。」
ゆきが安心した様子で温泉に浸かりだした。
「なぜ俺なら良かったんだ?」
「だって知らない人だったら夜遅いし怖いじゃないですか」
パシャ
義勇が後ろからゆきを抱きしめていた。ゆきは慌てて離れようとしたが力が強くて無理だった。
「し、師範だめです…こんなことしたら」
義勇は自分の膝の上にゆきを座らし後ろから抱きしめている。
「諦められないお前を」
「誰かに見られたら大変です…師範は婚約者がいるんですよ!」
「お前がいい。」
ゆきが後ろに振り返った瞬間口づけされた。
パシャパシャお湯が跳ねて音が響く…
暴れても、力で押さえつけられた。
「やだっ、だめですこんな所で…」
義勇は耳元で囁く 「では何処ならお前を抱いてもいい?」
その声だけで甘く優しいから体が反応してしまう。
抱きしめれると鍛えた胸板に自分の柔らかい胸が吸い付くようにくっつき体が熱くなり何かが溢れ出てくるのを感じる。
ゆきのおしりから割れ目を伝い義勇が指を這わしていく。
電気のように訪れる快楽に我慢していた声がとうとう漏れ出てしまった。
「あっはぁあっ…」
「ゆき好きだ」
あぁ まただ、いつもそう目を閉じれば時透さんが出てくる。忘れてた記憶なのかな?
でもいつも考えようとした時に、義勇さんが快楽を私に落としてくる…それで何も考えられなくなる。
ほら今もそうだ…。