第3章 空色の恋(時透無一郎)
「無一郎、君の活躍には目を見張るものがある。
柱になってくれないかな?」
微笑みながらそう言って下さったお館様のお気持ちに応えられるなら、と柱になることを承諾した。
元々、命の恩人であるお館様とあまね様の為に、鬼殺隊に入隊したのだ。
生死の淵を彷徨い続けた自分を、お館様はいつも側で励まして下さった。
あの頃かな…
何だか色んなことを忘れるようになったのは…
色んなことが、どうでもよく感じられるようになったのは…
『んっ…無一…郎…』
はぁっ…と熱い吐息を漏らす雫の唇に吸い付き、頭を抱えるように撫でた。
「雫…気持ちいい…?」
『ん……』
頷く雫のナカをグリグリと奥まで刺激する。
『ぁっ…ゃっ……それ…』
「っ…ナカ…締まってきた…」
グチュ…グチュと水音が漏れる秘部に手を触れ、雫の陰核を指の腹でクルクルと撫でた。
『んんっ……それ嫌っ…』
「嫌じゃないでしょ…?」
左右にグリグリと動かすと、嬌声が上がる。
『ひぅっ……ゃっ……やめて…』
ビクビクと体を震わせると、ビクン、ビクンと痙攣しだした。
『んっ…………ふっ…』
腹が浮き、体が強張る。
「んっ……」
持っていかれそう…
搾り取られそうにぎゅうぎゅうと締まるソコにガツガツと腰をぶつけるように振ると、快楽の波が訪れ、下半身が震えた。
「っ…雫…もう…」
直前に引き抜き、雫の腹の上に白濁を吐き出した。
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『無一郎…今日の任務はどうだった?』
一眠りした雫と寝ながら向き合い、見つめ合って髪に触れたり、頬に触れたりしながら話をし始める。
「どうって事ない簡単な任務だったよ。」
『無一郎にとっては…どんな任務もそうだよね…』
ふふっと笑う雫を抱き締める。
「雫…今日は何で来てくれたの?」
目を見開く雫。
『無一郎が呼んだから…』
「柱の命令だから?」
また目を見開き、今度は笑った。
『それもあるけど、私もね…会いたかったの。』
頬を赤らめて笑う雫。