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《冨岡夢》恋い、慕う[鬼滅の刃]

第20章 我慢




以前、無理矢理に触れた時も

アイツを悲しませ、怒らせ、
挙げ句の果てに泣かせてしまった事があるから…


己の欲よりも、俺はの気持ちの方が大事だ。





「ははっ、
まさかお前が女に本気になるとはな?」

「…意外だったか?」

「まぁなー…。
お前、いつも無表情で何考えてるのか全然分からねェような奴だったし。かつてのお前なら、わざわざ俺の屋敷に来たりしねぇだろ。」





…確かに、宇髄の言う通りだ。



俺は人と話すのが苦手で
そもそも喋るのが好きではなかった。



だがは
こんな俺に対して、いつも嬉しそうに、
楽しそうに笑顔で話しかけてくれて、そんなを見ていると明るい気持ちになれた。


涙を流していた時や辛く苦しんでいる時は
支えてやりたい……、励ましてやりたい…

太陽のような可愛らしい笑顔で居続けれるよう
手助けをしてやりたいと……、いつもそう思ってる。


ずっとの側にいたくて
片時も離れたくない…




俺はもう……






を心底愛してしまっているから…。






ここに来たのは彼女の仕事だと分かっていても
何か理由をつけて、と一緒に時を過ごしたかったんだ…。





「以前の俺なら、見舞いになど来なかったと思う…、
だが、何も心配していなかったわけではない。」

「分かってるっつーの!
そこまで薄情な奴だとは思ってねーよ。」


「そうか…。
上弦の鬼を倒してくれたこと…、礼を申す。」





片目と片腕を失った宇髄…


このような状態になるまで
命懸けで鬼を倒した宇髄は鬼殺隊の誇り…
尊敬に値し、俺は頭を下げながら礼を伝えた。






「柄にもなく礼とか言ってんじゃねーよ。
今回俺は運良く生き残ったが…
テメェも死ぬんじゃねーぞ?
が悲しむだろうからな。」


「あぁ。」


「それと、
さっさとを嫁にして抱いちまえよ。
あのままだとアイツ、他の男に狙われてもおかしくねぇぞ?」


「っ…」





確かに、ここ最近のは
何をしていても色香が漂い、他の男に狙われてもおかしくはないことだ。






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