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《冨岡夢》恋い、慕う[鬼滅の刃]

第20章 我慢



1ヶ月以上前のことなのに
あの日、冨岡さんに触れられた感触は覚えてる…



男らしさを感じる私より大きな手や手付き…


イくまで感じさせられた快感も…





「…?大丈夫か?」

『ふぇっ…!?な、なにがですか!?』

「顔が少し赤くなっているようだが…
どこか具合でも悪いのか?」

『!?ぜ、ぜんっぜん平気ですっ!!』

「…?」





私の顔を覗き込んでくる冨岡さんの整った顔が間近にあって、驚きながらもドキドキして…



そんな私を見て、冨岡さんは不思議に思っているようだった。






『えっと…、じゃあ私、
宇髄さんのご自宅に行ってきますね…?』






私は話をすり替えて、
冨岡さんにペコっと頭を下げて歩き出した。



…仕事があるから仕方ないけど
本音を言えば、もう少し冨岡さんと一緒にいたかったな。


残念な気持ちを抱えながら少しだけ歩いたところで、背後から腕を掴まれた。






『冨岡さん…?どうされました?』

「…。俺も、共に行く。」

『へっ…?宇髄さんのところに…ですか…?』

「あぁ…。俺が一緒だと邪魔になるか?」

『いえっ!全然そんな事はないんですけど…
宇髄さんに何かご用でもあるんですか?』

「はぁ…、お前は本当に鈍い…」

『に、鈍いって…?っ、ぁ…』






私のどこが鈍いのか聞く前に
冨岡さんは私の手を優しくギュッと繋いで歩き出した。







「もう少しお前と…一緒にいたいんだ…。」

『っ、え…』

「ずっと会いたかったと言っただろ…、
わざわざ言わせるな、馬鹿。」

『す、すみません…。』





う、うれしい…。



冨岡さんも任務明けで疲れてるはずなのに
私と一緒にいる事を優先してくれて…

わざわざ私の仕事について来てまで
一緒にいたいと望んでくれて…




嬉しすぎて叫びたくなる気持ちを何とか堪えながら、私も繋がられた手に少し力を入れて握り返し


私達は、ずっと手を繋ぎながら宇髄さんの屋敷まで歩き続けた。



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