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《冨岡夢》恋い、慕う[鬼滅の刃]

第15章 潔白




「う、産屋敷様…!!何故貴方様がここに…!?」

「親父…、この人のこと知ってんのかよ。」

「っ、馬鹿者!!!!
このお方は産屋敷 耀哉様だぞ!?
儂が所有している土地を
いつも高額で購入して下さる方だ!!
無礼な口の利き方をするんじゃない!!」



…じゃあ、御館様はこの父親のお得意様ってこと?



そんな繋がりがあったなんて信じられなかった私は、隣にいるしのぶちゃんに目を向けて説明を求めた。





し「産屋敷家は鬼殺隊の創始だけではなく
様々な業界に携わっているので
土地の売買を行う不動産業界で
御館様の名前を知らない人はいないはずです。」


『そ、そうなの…?』




全然知らなかったし
すぐに納得できなかった私だけど
父親の男性が正座をして、ペコペコと頭を下げている様子を見たら、真実味が増した。





御「私も貴方の事を覚えています。
いつも立派な土地を提供して下さり…、
ありがとうございます。」


「め、滅相も御座いません!!
我が一族が生活していけるのは
産屋敷様から多大なるお力添えを頂いたからで…」



御「…。私に感謝の気持ちを抱いているなら
もう私の子供達を苦しませないでくれないかい?」


「はっ…?こ、子供…?」


御「鬼殺隊はね、私の一族が作った組織なんだ。
だから隊士の皆は、我が子同然のように思っている。」


「さ、左様でしたか…。」


御「分かって頂けたなら…頼みがあります。」





…あ、御館様の雰囲気が変わった。




いつも穏やかで、温かく優しい雰囲気しか出されていないのに、今は鳥肌が立ちそうな程の冷えた雰囲気に変化しているように思えた。





御「そこにいる2人の隊士の土地の代金なら
今後私が代わりに納める。」


「「!!御館様…っ」」


御「そして、も私の可愛い子の1人なんだ。
だから彼女達には
金輪際、関わらないでやってくれないか?
私の頼みを聞いて頂けないようでしたら…
今後、貴方との付き合い方も見直そうと思っている。」


「っ……、しょ、承知致しました!!」


御「ありがとう、約束しましたからね…?」





…初めて御館様のことを怖いと思った。





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