第2章 Come
"「はっ、っ…ん…。」"
「あぁ、今日も最高にえろくてかっこいいよぉ…蓮くん…。」
スマホの中で自身を扱きながら快感に顔を歪めて喘ぐ男を、イヤホンをつけながらまじまじと見つめる。
蓮、R18配信者。
私は今、この男に夢中になっている。
いつもオナニー配信しかしない蓮くん。
顔出しまでしていて、そのご尊顔は超がつく程のイケメン。
絶対彼女いるんだろうなと思いつつ、私は彼にガチ恋中だ。
"今日も最高にえろいです!大好き!"とコメントをすれば、潤んだ瞳をこちらに向ける。
"「んっ、はっ…ありがとう、僕も…大好きだよ。」"
少し汗をかきながら熱を宿した瞳で微笑まれ、私の心臓は爆発寸前だ。
この、ガチ恋製造機め…。
超イケメンでえろくてガチ恋製造機の彼の配信の同接は50人程。
どうしてもっと伸びないんだろう…ずっとオナニー配信だからだろうか。
こんなにえっちなのに…と、我慢出来なくなった私は自身の中心へと手を伸ばす。
蓮くんの自慰を見ていて我慢出来るはずなんてない。
あぁ…そんなとろとろなっちゃって…絶対Subでしょ。
男女の性とは異なる性…Dom/Sub。
私はSubだ。支配されたい。
"蓮くんがえっちすぎて我慢出来ない///"と陰核を弄りながら左手でコメントをする。
"「我慢しなくていいよ、っ…イって?」"
ボソッと"Cum"と聞こえて全身が震えた。
「っ!…んっ、あっ……っ!!」
目の前がチカチカと光った。
なに、今の…Command?
"先にイっちゃった…"とコメントをすれば、蓮くんは笑顔を見せた。
"「んっ、はぁ…いい子だね、ちゃんとイけたね。」"
Care?
待って…え、蓮くんってSubじゃないの?
なんで私、満たされてるの?
混乱していると蓮くんは白濁を吐き出し、またねと配信を切った。