第19章 死神と新年
ーぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡ずぶっ♡ずぶっ♡ずぶっ♡ぬぽっ♡ぬぽっ♡ぬぽっ♡ー
激しく肉と肉とがぶつかり合う音が2人の耳を犯す。
「柊!イくっ!イくぞっ!くっ!でるっっ!!!」
「ん゛あ゛ぁぁぁぁぁっっっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
杏寿郎は中に出すつもりだったが、以前宇髄がアナルに出した際、後始末が大変だった事を思い出し、瞬時に脳を切り替えてーズルッーっと抜くと柊の背中にぶちまける。
「はぁ、はぁ、柊…。」
「はぁ、んっ…?杏寿郎…。」
杏寿郎は胡座をかくと柊を抱き寄せて膝の上に座らせる。
柊の方が目線が上になると下から後頭部を押さえて深く口付ける。
「ん…はぁ…ちゅ…んちゅ…はぁ///じゅるる…♡」
杏寿郎は柊の唇を噛んだり吸ったりと激しく貪る。
そして首筋、鎖骨と唇が下に降りてくる。
「んっ…はぁ♡杏寿郎っ…///」
杏寿郎は柊の胸の先端を口に含む。舌でコロコロと転がしながら柊の顔の表情を見上げて楽しむ。
左手は柊の腰を、右手はもう一つの乳房を揉んだり、指で弾いたりと常に柊を快感の渦へと落とそうとする。
「っはぁっ///んんっ///きもち…いぃっ///」
ゆらゆらと腰を動かしながら柊は目を薄めて杏寿郎の舌と指に翻弄されながら身を委ねる。
「柊…、君はどこもかしこも甘く、甘美な香りを漂わせ、俺を狂わせる…。」
「っそれは…私の台詞だ…はぅんっ//杏寿郎に出会わなければ…私はっんっ//…愛を知らずに孤独に生きていた…。」
柊は杏寿郎の両頬に手を添え、しっかり目を合わせると
「ありがとう。私に愛を与えてくれて…そして受け取ってくれて…。」
笑顔で伝えると、今度は杏寿郎が赤く頬を染める。今までも綺麗に笑うところは見たことがあったが、それを上回る綺麗さと妖艶さと少しの幼さを残した誰もが見惚れるような美しい笑顔だった。誰にも見せはしないが。
「柊…。愛してる。この先、戦いが終わっても…俺のそばにいてほしいと思うのは俺のわがままだろうか?」