第9章 死神と愛
柊は杏寿郎の手を取り、布越しではなく濡れた秘部へと誘導する。
杏寿郎の指が蜜壺へと触れる。トロリと粘着性のある柊の愛液が伝わる。
「ひゃぁっっ!」
少し触れただけで体を震わせ甘い声を上げる柊に杏寿郎は期待が高鳴る。指を挿れるとどうなるのだろう。指よりも太いものを挿れるとどんな声を上げるのだろう。
杏寿郎は乱れゆく柊の姿に目が離せない。
つぷりと杏寿郎の指がゆっくりと入っていく。
「んぁ、、、それっ、、すきぃ、、」
中は熱くとろけるようで溢れるほど愛液が奥から湧いてくる。
「柊。すごく愛らしい。もっと俺の手で淫らになってくれ。」
杏寿郎は指を2本に増やし、抜き差しを繰り返す。そのリズムに合わせて柊の喘ぎ声も激しさを増していく。
「あぁっ、、はぁ、、へんにっ、、なっちゃうっっ、、イクッ、、イッちゃうぅ、、はぁ、、んん、、気持ちいい、、杏寿郎っ///、、、杏、、寿郎っっ///」
背中を仰け反らせる柊その瞬間体を痙攣させ透明な液体を吹き出す。
あまりの快感に柊は杏寿郎をぎゅっと強く抱きしめ、彼の名を呼びながら喘ぎ、そして絶頂を迎え、更には潮まで吹いたのだ。
プシャァーと潮が飛び散る音に杏寿郎は思わず笑みを漏らす。彼は自分の手がびしょ濡れになったのを見てニヤリと笑うと、肩をゆらし、はぁはぁと息を切らす柊を抱きしめる。
「すまない、、杏寿郎、粗相をしてしまった、、」
柊は自分で漏らしたと思い顔面蒼白な顔で謝罪する。
実際には潮を吹いたのだが柊にそんな知識があるはずもなく。
柊の勘違いに杏寿郎は笑う。
「ハハハ!違う、柊それは潮だ。心配するな。」
「し、お?」
涙目の柊見つめながら、杏寿郎は優しく説明する。
「そうだ、潮だ。体が興奮しすぎると女性から出るものなんだ。つまり、柊はすごく気持ちよくて潮を吹いた!だから安心しろ。」
そう言って杏寿郎は手についた柊の潮を舐める。
「なっ!!杏寿郎!汚いからっ!!」
慌ててその行為を止めようとするが、
「汚くはない、むしろ甘くてとても美味いっ!全て飲み干してしまいたいくらいだ。」