第3章 弟の束縛~落ち着き~
うちは不安がたまらなくて
ずっと黙っていた
「…い…おい…」
「あ?へ?」
「俺がずっと話しかけてるのに何で反応しないんだよ」
「う、ううん?」
「質問の答えになってないよ、弟家にきたんだね」
「う、うん。」
「大丈夫だ、俺が守るから。」
陵の腕の中におさめられた
「ありがとう…でも、陵に心配かけたくないから…大丈夫だよー」
「は?心配とかじゃなくて…俺は…おまえのこと…」
トントンッ
「陵いるか?」
陵のお父さん?!
「ッチ話してるときになんだよ」
「麻美ちゃん泊まってるんだって?」
「あ、います!お邪魔してます!」
「そうかそうか!陵の部屋にいさせられないからお母さんと一緒に寝たらどうだ?」
「はああ?!俺の部屋で寝るし!べつになんもしねーよ?!」
「え…なんかするきだったの?」
「おま…俺おまえとねたけど一回も襲ってないぞ?」
「いやそれはそうだけど…カレカノじゃないんだからそんなことしないでしょ」
「ふ、ははははは!お前ら面白いな!」
「そこ笑うとこですか…」
「ま、麻美ちゃん明日帰るんだっけ?」
「はい、長くお邪魔しちゃうとあれなんで…」
「なんだーさみしいな。母さんが麻美ちゃんがきてご機嫌なのにな!いっそのことうちのこになっちまえばいいのに!がははは!」
えなにいってるんだろ…
「あはは…」
「あっそれいーな!俺の家に住んじまえばあの弟も…」
「ああああ!陵寝よ!おやすみなさい!」
つっこんどいた
そしておじさんを部屋から出した
「はあ。弟の話し出さないでよ!」
「ああ…ごめん?」
「うん…」