第2章 束縛~弟の恐怖~
うぐっ?!
誰かが上に乗ってきた?!
「いやああああああ!」
悲鳴をあげた
きゃーじゃないけど。
「おいおい…俺だよ馬鹿!」
「へ?」
「陵なの?!…」
「そーだよ!?」
「怖かったああああ」
ようくんかとおもって大泣きしてしまった
「なんでいるのー?」
「いやーさ、通話かけても出なかったから心配した」
「えっ…やさし…」
「なんかあったの?」
「え?いや、なにもなかったー!」
嘘をついてしまった
「ほんとに?じゃあなんでないた?」
「びっくりしたの!」
「そうか」
うちは疲れすぎて
陵に抱きついたまま寝てしまった