第10章 3人での甘い夜
中村は唯の身体に近づくと、左手の中指と薬指を揃えて、ゆっくりと膣内に滑り込ませる。滑らかな感触が指先に伝わり、思わず唯は小さく息を漏らす。
中村:「はは、もう……とろとろだな……」
指を優しく、動かしながら、身体を引き寄せる悠一。
唯:「〜〜〜〜っ…言わ…わないでっ……」
声は震え、たっているのがやっとの状態。全身の力が抜け、羞恥と快感が混ざる熱に包まれる。
杉田がそっと耳元に囁く。
杉田:「唯…足震えてる。そんなに気持ちいいの?」
悠一はさらに指を巧みに動かしつつ、右乳首に舌を這わせ、甘い声を引き出す。唯の声は抑えきれず、部屋に蕩けるように響く。
杉田:「じゃあ…もっと悠一に触ってもらおっか?」
片足をぐいっと持ち上げ、身体をさらす。
唯:「ちょ…とも・かず…/// こんなの恥ずかしいっ…っ」
羞恥心と快感の間で、思考はふわふわと宙を漂う。
中村:「その代わり、すごいことになってるけどな……やっぱり、お前、3人でする方が好きなんじゃねぇの?」
唯:「っち…あ……が…」
(内心)こんなの、だめだって…今も思ってる…でも…身体が…勝手に……。
中村はくちゅくちゅと指を動かしながら、口でも乳首を舐めて、唯の弱いところを正確に刺激する。
中村:「こんな特別扱い、唯だけだぞ…」
唯の身体は思わず反応し、内側から熱が溢れ出す。
杉田:「そうだね…」
唯(内心)“特別”って……こんな風に言われると、身体が勝手に反応しちゃう……
無意識に中に入っている悠一の指をきゅううっと締めつける。身体は理性より先に快感に支配され、頭の中は蕩けて、言葉も考えもまともに出てこない。
中村はその様子に目を細め、ニヤリと笑う。
中村:「____っ……」
杉田は中村の異変に気づく。
杉田:「どうしたの?」
中村:「すげぇ締めつけ……特別扱いされてるの、嬉しいってさ」
杉田は唯のお尻に自分のものをゴリッと当て、耳元で低く囁く。
杉田:「そんなこと言われると、きついな…」