第4章 ベッドで溶け合う愛と焦らし
トイレという密室での衝動を共有したふたりは、火照りと余韻を抱えたまま、ゆっくりとベッドへと移動する。
がベッドに背を預けると、センラはその上に覆いかぶさるように身体を重ねてくる。
脚をそっと開かされ、自然と正常位の体勢になる。
「……なぁ……ここで……擦らせて。俺の欲、全部……に塗りつけたいんや」
センラの熱が、じかにの間に入り込む。
先端が、ぬるぬると濡れたクリトリスにこすれるたび――
「っひゃうっ……あっ、そこ……だめ……っ♡」
むき出しの熱が、カリの部分をこすりつけながら上下に滑る。
ときに擦り上げるように、またときに押し潰すように、のクリトリス全体を執拗に責め立てる。
「……ここ、反応ええな……擦るたび、ピクッてしてる……」
「だって……センラさんが……そんなとこ、ぐりぐりしてくるから……っ」
「……、こっちおいで。もっと……ちゃんと触れたい」
「っやぁ……だめぇ……そんなん……あっ……イっちゃ……うっ♡」
ぬちゅっ、ぬちゅっ、と濡れた音と共に、センラが少しずつ動きを深めていく。
「……震えてるなぁ……そんなに感じとるん、バレバレやで」
「っ、言わないで……恥ずかしい……のに……っ、でも……っ」
熱がこもった吐息が耳元にかかり、の身体がびくんと跳ねる。
そして、押し当てられていた熱の先端が、のクリトリスにぬるんと当たってしまった。
「っひゃぁっ……♡だ、だめっ……!また……イくっ……!!」
「……ほら、イきかけてんやろ?一緒に堕ちよか……もう一回、俺と一緒に……♡」
ずるん、ぬちゅっ、と音を立てながらセンラが腰を押しつけると、ふたりの体がぴくぴくと震える。
「くぅっ……っ、……っ、だめや……っ、クリに裏筋が擦れて……イくっ……イってまうっ……っ♡」
「っあぁっ……♡だめっ……っ、イく……っ!クリばっか擦られたら……もぅっ……イっちゃうっ♡♡」