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モニタリング

第15章 夢現


女の肢体は熱に蕩け、すでに何度果てたのか分からないほど快楽の波に呑まれていた。

ベッドの上で五条悟の腕に抱かれながら背後から伏黒甚爾に打ち据えられるたび女の喉が震えたように喘ぎ、太腿が痙攣する。

理性はとうに剥がれ落ち、男たちの間で淫らに啼くただの女に成り果てていた。

「ん、あっ、あぁっ……、悟先輩っ……。」

五条の胸に額を擦り寄せるように身を捩り微かに言葉を紡ぐその唇を、悟はふっと笑いながら指先で塞いだ。

悟「声、抑えた方が良いよ……じゃないと、また聞かれちゃうかも?」

意地の悪い冗談を囁きながらも指は優しく唇の隙間をなぞり、やがて女の口内へ滑り込んだ。

「ん……っ。」

くちゅり、と湿った音が小さく漏れる。

女の唾液を絡めながら、五条はそのまま指を喉の奥へと押し込んでいく。

甘く支配的な仕草に、女の目尻からまた涙が伝った。

甚「おい、悟。そんなとこばっか触ってねぇで……中、締め付けてきてんだぞ。」

伏黒甚爾の低く、熱の滲んだ声が背後から響く。

腰を押し当てるたび、ぬちゅ、ぬちゅ、と淫猥な音が空気を裂くように響き渡る。

膣奥を打つたびに女の背中が仰け反り、ふたりの腕に縋るしかなかった。

悟「……どっちがイかせるか、勝負する?」

五条が唇を女の耳元に寄せ、囁く。

甚「やめろよ、そんなこと言ったら本気出しちまう。」

甚爾が笑い、腰の動きをさらに強めた。

肉と肉がぶつかる音が、もう何度目かの絶頂へと女を引きずりこもうとしていた。

「ぁっ、ああっ、むりっ、壊れちゃう……っ!」

涙を滲ませたその顔があまりに淫らで、甚爾はたまらず女の髪をぐっと掴み、さらに奥まで突き上げる。

甚「壊れても良いって言ったろ。……ほら、何回イけるか、試してやる。」

肉棒が膣奥を抉り深く執拗に繰り返される抽送に女は背中を弓のように反らしながら、五条の名を喘ぎ声で呼ぶ。

「悟先輩っ……た、すけてぇ……っ。」

悟「ダメだよ。助けない。」

五条はやわらかく笑ったまま女の太腿に触れ、ぬめる蜜の滲む中心に手を添えた。
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