第2章 輝石の額当て
何度も達して頭がクラクラした。
それでも必死に天元に抱き付いて、口付けを繰り返した。
再び布団に押し付けられて、足の間にあの凶器じみた固いモノが触れた。
いつの間にか天元は服を脱いでいた。
逞しい彼の肉体に、思わず手を伸ばして彼の胸元に触れた。
「…まだ誘う余裕があるようだな。」
天元はニヤッと笑って、仁美の手を取ると、布団に押し付けて指を絡めた。
天元は自身のモノを掴むと十分に解した仁美の秘部に押し付けた。
仁美はゴクッと息を呑んでその瞬間に備えた。
「っ!」
ググッと体を押し込まれて、圧迫感で喉がなった。
「っ……は……はぁ…。」
フルフル震えている手は縋る様に天元に触れた。
何度か押し込まれる感覚があり、お腹の中が天元のモノでいっぱいになった時に、仁美はとうとう天元の動きを止めた。
「っ…も…もう…奥まで入ってます…。」
涙目でこれ以上入って来ないでと言う仁美に、天元はスッと素面になった。
「……半分入っただけだが?」
「?!!」
天元のその言葉に仁美は絶望した。