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魔族と人と、、、

第10章 がいこうかい かいし




「契約を結んでくださりありがとうございます。ガエテ皇太子殿下」

「うん。こちらこそ契約を受け入れてくれてありがとうございます。」

マキアは改めて感謝を伝え

ガエテ皇太子は微笑みながら感謝する


「マキア!!ありがとう!」

「お疲れ様……そして、ありがとうね。マキア」

エマリビア皇太子妃はマキアに抱きつき

ビィナもマキアに近寄る




その3人が話をしてる中

ギルヴァがガエテ皇太子に近寄り

「ガエテ……お前、違反時のやつ……」

「あはは…やっぱり、ガイベルド大将軍には分かるかぁ…。契約を結ぶことが大事だからね。」

ギルヴァは集中していたのもあり、今の契約魔法の仕組みを理解したのだ。

違反した場合は…
契約者同士に報せが飛び、発言したものは拘束されて水を上から被るというものだった。

それを分かったからこそ、ギルヴァはガエテ皇太子に言ったのだ。

言っちゃダメだよ?と口パクで伝えたガエテ皇太子に、
ギルヴァはフッと笑い頷いた。





エマリビア皇太子妃から離れた時…
マキアは魔力を感じて、振り返る

「ちょうど…帰ってきたわね……」

マキアの近くに白い魔法陣と青い魔法陣が展開され

青い魔法陣からは青色と水色のグラデーションのある豹が現れて

白い魔法陣からミルアと、ミルアの長い尻尾に拘束されてる赤色のモモンガが現れた。

「おかえりなさい。アスクレパ…ミルア…えっと…ロソガもね?」


「〜ただいま。ちょっと会場の方まで様子見に行ってたよ。主〜」

青色と水色のグラデーションの豹こと、アスクレパが軽く伸びをしながら返事をする。

「〜主、ただいまー。もぅ大変だったんだからね?ロソガ…逃げるんだもん。〜」

「〜帰りたくないって言ってるのに追ってくるからだろ!!あっ、主ただいまぁ〜」

ミルアが軽くため息つきながら、尻尾に拘束させてるロソガを軽く睨み

赤色のモモンガことロソガが、ミルアに文句言いながらも主に返事する

「ロソガならと思って…ミルアに言ったのよ。」

「〜主!!ひどいよぉ…オレ、まだ探してたのにぃ……〜」

「探してたってことは見つかってないんでしょ?」

「〜そ…それは……〜」

ロソガはマキアに言われて悔しそうな顔をする
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