第1章 はじまり
「遅刻なんて珍しいねー?ガイベルド卿。シクロスキー卿はいつもだけどね!」
そう言いながらコロコロと笑ってみせるのは明らか子供に見える少年
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ジュヤ:ナウニル
幹部
薬魔法庁の長官
薬専門でデビアン帝国民の病を治すための施設の総括もしている。
毒も専門である。
人間でいうと12歳くらいの体型と見た目
身長も低い
所々シルバーのメッシュが入ってる黒の短髪に瞳は緑と黄色を混ぜた色 シルバーのスーツ姿
人形使いの魔法を得意として、ジュヤの前には三体の人形があり…赤い熊と青い骸骨と白い恐竜がいる。
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「ナウニル卿?俺はいつもって酷くない??」
レンヒが立ち上がりジュヤを軽く睨むも
「間違ってはいないだろ?ガイベルド卿みたいに遠征でも行っていたのかい??」
「行ってないけど……」
「ならギリギリに来るとか遅れてくるんだからいつもじゃん!」
ぐうの音も出ないというのはこういうことだろ。拗ねたように腕を組むレンヒに、ジュヤはまたコロコロ笑う
それに共鳴するかのように、ジュヤの前にいる人形達も小刻みに笑ってるように震えている。
4属性の大臣の4人
そして、
レンヒ
ビィナ
ジュヤ
ギルヴァを入れての4人
現在は8人が集まってる。
あとは、奥にある立派なソファタイプの椅子と
それに1番近い左右のソファタイプ椅子1つずつが空いている。
ふと
空気が変わった
ピリっとした緊張感のある空気へと
すると座っていた幹部達が立ち上がる
もちろん、ギルヴァも立ち上がり
8人が奥側に身体を向けて、頭を下げる。
黒煙が大会議の間の奥、立派な椅子の後ろに立ち込める。