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魔族と人と、、、

第5章 ぱーとなー




「ギルヴァ、我が家の商いに目をつけてたわね?」

「こっちで用意できそうなら言わなかったさ。でもせっかくならデビアン帝国流の衣装をマキアと着たいんだよ」

「まぁ、宣伝にはなるからいいわ。ちょっと待ってなさい。」

そう言うとビィナは立ち上がり、
デバツスヤドレスショップの従業員を呼んでマキアのサイズを聞いた後に、
休憩場から少し離れたところにある椅子に座り連絡の為に黒い烏を魔法で出して手紙を書いてる。

レンヒは嬉しそうに笑みを見せながら

「良かったね?ギルヴァ、マキアちゃん」

「い、いいのでしょうか??」

「なに遠慮してるんだよ?初のパートナーならそれくらい当たり前だ。」

遠慮するマキアの頭を撫でるギルヴァ

「パートナーになったらすっかりデレデレだね?ギルヴァ」

「は?お前もビィナに同じくらいデレデレだろうが」

「いやぁ、我が国の天下の大将軍様がこんなデレるなんて、そうそう無いよ?相性いいよ。君たち…」

そう言いながらギルヴァとマキアに向けてハートを両手で作るのレンヒ

「相性が良い…」

嬉しそうに呟くマキアにフッと笑うギルヴァ

「そういえば、請求はウチに回すよう言えよ?レンヒ」

「え?待ってください!ここの衣装もギルヴァ様が払うなら私が…」

「お前はいいんだ。俺に出させろ」


でもでも!と食い下がるマキアに、
貰わねぇぞ!と言うギルヴァ

それを見ているレンヒがウーンと言いながら腕を組んでいると








「何言ってるの?請求なんてするわけ無いじゃない。」

そう言いながら戻ってきたビィナがレンヒにくっついてソファーに座る

その言葉に、え??とギルヴァとマキアは言葉が重なる

「我が国の大将軍様にパートナーが出来たこともおめでたい事なのに、マキアが初めてというのも記念なのよ。宣伝になるのもあるんだからお金なんて払わなくていいわよ。私からのプレゼントよ。」

そう言いながらお茶を飲むビィナ
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