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メンヘラヤンデレ彼氏からの溺愛調教

第7章 地雷





待ってる。
待ってるって言ったって。
何してればいいの。
シャワーは、浴びる?
いや、やる気満々的な感じになる?
でも普通寝る前に入るものだし違和感ない、よね。


…………する。



のかな。
やっぱ。
いや。
でも柳瀬疲れてるって言ってたし。
充電、て。
別にそーゆー意味とは限らないわけで。
あああああ。
何が正解かわかんないーっ。




「…………何してんの」



あ。




「さっきから、冷蔵庫そんな面白いの入ってんの?」



柳瀬の、声。



「ごめんね、早めに終わらせたかったんだけど」



ぎゅ、て。
柳瀬の腕が後ろから巻き付いて。


「何か欲しいのあった?」
「…………喉、渇いて…………」
「ん」


片手巻きつけながら、右手で冷蔵庫からミネラルウォーターをひとつ、取ると。
肩へと巻き付いた左手が顔を捉えて。
促されるままに、唇が重なった。
流し込まれた水を、流されるままに喉を鳴らせば。
「…………もっと?」
楽しそうに目を細める柳瀬から、目が離せない。
こくん、て。
頷いて。
ミネラルウォーターを自分の口に流し込む柳瀬の口に、正面へと向き直って口付けた。


「ごめんタバコ臭いよね、すぐ着替えてくるね」



ペットボトル片手に、部屋へと戻ろうとする柳瀬のスーツを掴んで、意思表示。
だってあんなキスしといて。
このまま行っちゃうなんてあんまりだ。



「…………俺の部屋?莉央ちゃんの?」
「柳瀬の、部屋がいい」
「ん、いいよ」

柳瀬の左手が、あたしの左手を捉えて。
繋がれる。
そのまま柳瀬の後を追えば。
柳瀬の部屋の襖を開けてすぐ。
激しく柳瀬の舌が、あたしの舌を、撫でていく。
口の中を。
暴れてく。
キスしながら柳瀬のネクタイへと手を掛けて、柳瀬も忙しなくジャケットを床へと投げた。
ネクタイを剥ぎ取って同じように床へと投げれば。
柳瀬が自分でシャツのボタンを、ひとつひとつ、外してく。
全部外し終わったところでパジャマ代わりのワンピースへと手がかけられて。
それらが柳瀬によって剥ぎ取られた。
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