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メンヘラヤンデレ彼氏からの溺愛調教

第6章 ゆらゆら、ぐらぐら







正直。
女も男も。
抱くのも抱かれるのも。
クソほどどーでも良くて。
金が貰えるからするだけ。
金のために。
生きるために犠牲にした感情は、貞操観念ってやつを簡単に崩していった。
逆に言えばそうでもしなきゃ吐き気と眩暈で立ってられなかったし、押しつぶされそうになる。
嫌悪感。
って、重い足枷に。







「や…………っ、ぁ、も、むりまって」
「莉央ちゃん…………っ、莉央ちゃん好きっ、大好き…………っ」
「や、ぅ、ッッぁ、ぁ、ああッ!!」
「莉央ちゃん、なかからぎゅうってして、かわいい…………っ、かわいいっ、」
「…ねが、とめ、とま…………ってっ、ぇもぉやぁああ!!」
「莉央ちゃん息出来てない…………、ぁは、苦しい、苦しいね?ここ、ヒューヒュー聞こえる…………」
「ひ、ぅ、ぅあああッ、もっ、とま…っ、ぁ、ぁ、っあああ!!」



だから。
自制が効かない。
はじめて気持ちいいことを知ったガキみたいに。
理性がとぶ。
気持ち良くて。
気持ちいいことしか考えらんなくなって。
タカが、外れる。



「…………っも、ッ!!ま、た…………っ、ぁああ!!」



震えて。
脱力して。
莉央ちゃんの両目が上転する。
限界なんかきっともう超えてる。
わかってる。
もう終わりにしないと莉央ちゃん壊れる。
わかってるのに。



どーしようやめられない。
ゆらゆら。
ぐらぐら。
感情が自分のものじゃないみたい。
他人事みたいに。
水面下で感情が泳いでる。



「莉央ちゃん…………っ、ごめん、あと一回。もう終わり…………っ、終わりにするから」



「…………ふ、んんぅ、」



キスをして舌を絡めて。
力の入らない莉央ちゃんの身体へと、思い切り銃口を押し当てた。
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