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メンヘラヤンデレ彼氏からの溺愛調教

第6章 ゆらゆら、ぐらぐら




「…………っ」


「んぐ…………っ、んんーっ!!」



口をおっきく開けて。
本能のままそれに噛み付くのと。
思い切り強く引いた腰を一気に奥まで押し込んだのは。
たぶんほぼ同時。



両手のなかに莉央ちゃんを閉じ込めて。
角度を変えて何度も何度も唇を貪った。
理性を失った獣みたいに。
何度も何度も腰を打ちつけた。
なかの痙攣が早くなり、莉央ちゃんの限界を知る。
身体を離して莉央ちゃんの快感をさらに引き出そうとすれば。


「やだ…………っ、やめないで柳瀬」


首へと回された莉央ちゃんの両手に力が入る。
キスを欲しがる莉央ちゃんから離れられなくて、さらに腰を打ちつけた。
俺が、したみたいに。
莉央ちゃんの舌が口の中へとはいりこみ、舌を撫でる。
気持ちいい上顎へと、舌を誘導する。
えろ。
気持ちいいキス、完全に覚えちゃってんじゃん。



「…………っんぅんッ!!」




ぎゅぅぅぅ、て。
搾り取るようになかが締まって。
莉央ちゃんの身体が脱力した。
首に回された両手も、シーツへと落ちた。



「…………っ、中イキ、できるんだ」


何が起こったかわからないような顔で、トロンとほてった瞳が俺を見る。



「…………しらない」



てっきり未開発だと思ってだだけに軽くイラつきは隠せないけど。




「こんなかんかく、しらない…………」


「…………」


短く息を吐き出して。
軽くパニック起こしてる莉央ちゃんの頬へと手をかけた。

「…………初めて?」
「…………たぶん」
「イったことない?」
「…………たぶん」
「気持ち良かった?」



「…………」




かぁああって。
顔真っ赤にして。



「…………うん」



上目遣いに、莉央ちゃんが俺を見た。
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