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メンヘラヤンデレ彼氏からの溺愛調教

第5章 堕ちる




「ごめん…………お酒、やだった?」


「え」



なんで急に泣きそうな。
顔…………。




「…………」



これ。
『俺』の。
ご機嫌伺ってる?




「いやじゃないよ。俺も飲んでるし」


かわいいかわいいかわいい。
莉央ちゃん。
天使。
女神さま。




「でも次飲むときはひとりで飲まないで、俺に言って」
「うん」
「こんなかわいい顔、女の子でも他の誰にも見せないで」
「…………ん。わかった」



手の甲で頬へと触れれば。
スリスリと嬉しそうに莉央ちゃんの目が細くなる。



限界。





「莉央ちゃんっ」




がばぁって。
莉央ちゃんへと覆い被されば。
くたりと脱力する莉央ちゃんが下にいて。



「…………」





酒飲んだっつったもんな。
もう3時近いし。
そりゃ眠いのは仕方ない。
仕方ない、けど。






なんっの拷問だよこれ…………。
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