第3章 自爆

キスに夢中になってる隙に、ぬるぬると擦り付けて。
ゆっくりと。
なかへとはいる。


「ん…………っ！？」


あー、やば。
やっぱキツ。
全部は無理だよな、これ。




「…………痛い？」




ぎゅう、て。
目を閉じて手を握りしめる莉央ちゃんへとまた軽く口付けて。
様子を伺い見れば。
うっすらと。
目があいた。



「いたく、は、ない」


「けど？」



「…………おなか、くるし…………っ」




あー。
やっぱり。
これが限界か。




「大丈夫。これ以上いれないから。…………動いていい？」



コクリとうなづく莉央ちゃんの両手を恋人繋ぎに握り直して。
ゆっくりと。
腰を引いた。



「…………っ」



や、ばいかも。
これ。
ずっと張り裂けそうなの、我慢してたし。
少し擦れただけでほんとにやばい。


これ。


もたないな、絶対。




「ごめん莉央ちゃん…………っ」





手、貸して。




耳元で小さく呟いて。
握っていた手を離し、小さな両手で入りきらない根元部分へと、あてがえば。
びっくりしたようにこっちを見る莉央ちゃんの顔も興奮材料へと変換される。


「ごめん、このまま握ってて」




小さくて柔らかい掌と、熱い膣内。
全くの違う感触に脳が誤作動起こすみたいに、興奮が止まらなくて。
すぐに欲の塊は袋の中で爆発した。