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メンヘラヤンデレ彼氏からの溺愛調教

第9章 誕生日


「やな、せ今ほんとにそれ、だめっ」
「…………気持ちよくなる?」
「〜〜〜っ、あ、し!!足入れんなバカっ!!…ぁ、や、ほんとにやだって」

やっべぇとまんない。
もちろんそーゆーつもりで毎回毎回しつこく耳虐めてたわけだけど。
どんどんどんどん、敏感なところ増えちゃって。
かっっわいい!!
かわいい。
触りたい。
今すぐ犯したい。

「やなせっ、柳瀬押し付けないでほんとにここ、外!!一回冷静になろ、ね、お願い柳瀬」
「…………大丈夫冷静だから。キスだけ。キスだけしていい?」
「全然冷静なんかじゃ…………んぅ、ふ、ぁ、ん、んむ」


舌。
柔らかい。
莉央ちゃんの口の中気持ちくて。
だめだ止まんない。
やめたくない。

「んぐ…っ」

ぐりって。
キスの合間に勃ち上がったそれを莉央ちゃんへと押しつければ。
ビクッと腰が引けて。
離れそうになった顔ごと押さえてキスを続けた。


「柳瀬!!」


気付けば。
莉央ちゃんが右手で唇拭って肩を揺らしてる、ところで。
一気に頭から冷水のごとく冷えてくのを感じた。

「ごめ、莉央ちゃん」
「…………さすがに外は、嫌だ」
「…………っ」

これ。
本気で莉央ちゃん嫌がってる。
誕生日。
そう。
莉央ちゃんにとっても。
俺にとっても大事な日。
俺の邪な欲なんかで潰していい日じゃない。


「…………ごめんトイレ行ってくる」



一回。
ほんと一回冷静なんなきゃ。



最悪。
最悪最悪最悪。
誕生日なのに。
なんで俺。
莉央ちゃんにあんな顔させたかったわけじゃないのに。
本気で、嫌がってた。
がっつきすぎて誕生日、台無しになんてしたくないのに。
なのになんで全然萎えないの。
ほんとこれじゃ、100万回出してからじゃないと莉央ちゃんに会えないじゃん。
何度も何度も出してるのに全然萎えない自分自身に嫌気がさす。
こんなの。
いつか絶対莉央ちゃん壊しちゃうよ。
もうほんと好きすぎて。
毎日毎日好きが増えてく。
嫌なこと。
莉央ちゃんばっか考えてるから萎えないんだこれ。
嫌なこと考えれば。
嫌なこと。
嫌なこと。
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