第3章 ラストゲーム
智「時間だね…」
そう言って彼はすぐに窓から外に出た。
翔「智君… 本気だね。」
和也「あの人にしては珍しいです
けどね。」
雅紀「ねぇ、このゲーム、由莉ちゃ
んが勝ったら、本当に諦めるの?」
潤「それは、大野さん次第だろうな。」
翔「でも、あの子しか務まらないと
思うんだ。お世話係。」
何回も決めてるお世話係は、
絶対に恋愛目的で近づこうとしてい
る奴が多い…
でも、あの子は、俺たちの事を知ら
なかった。
しかも、5日目まで勝ち続けている
彼女以外にお世話係は務まらないと思った。