第7章 進路手伝い
次の日。
私はまたしても、大野さんに勉強会
を誘われて学校に行く事にした。
裏校舎。
由莉「失礼します。」
和也「由莉ちゃん。いらっしゃい。」
由莉「あれ?二宮さんだけですか?」
和也「そうだよ。ちなみに皆は草む
しりをしてますよ。」
由莉「どうして、草むしりを…?」
和也「ちょうど俺たちがここに来た
時、先生に頼まれたんですよ。で
も、俺、太陽の光が苦手なんでパス
したんです。」
由莉「なるほど…」
和也「あっ、由莉ちゃん。なにか、
飲み物貰える?」
由莉「あっ、はい。」
私は部屋を出てお茶を持ってくるこ
とにした。