第8章 適合者
「しもた…やってしもた…」
さっき自分がやってしもた事を後悔する。
第一部隊から戻ってきた、今日は休めと言うたのに夜1人でトレーニングルームで自主トレしてたんや。
昔と変わらん…
努力をすることは大事や、せやけど身体を休めるのも仕事や。
ちょっと驚かせるつもりやったんや…
バンッ!!
「こら!休め言うたやッ!///」
『へっ!?あ、保科副隊長…』
の姿に息を呑んだ。
トレーニングで暑かったんやろ…
は上着を脱いでタンクトップ姿やった。
勿論下は履いとるで!!
久しぶりに見るの二の腕や胸元…
それは僕にとっては毒そのもの…
「と、とりあえず上着着よか…」
『あっ!//す、すみません!』
僕の言葉にも漸く自分の姿に気付き慌ててジャージを着ようとしたその時やった…
「ッ!」
の首筋辺りに赤い何かが見えたんや。
一目見ればそれは何か分かる。
おまけにそれをつけた人物も…
そっからはもう止められへんかった。