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キミの隣で…【怪獣8号/保科宗四郎】

第3章 譲れないモノ


「ッ…!私でいいのか?」

『ちょ…功さんがよければお願いしたいです』

の言葉に功は頬が緩みそうになるのを必死に抑えた。

実はから保科との結婚式の際にのエスコート役をして欲しいとお願いされたのだ。

功にとってはキコル同様、娘のように可愛がってきたのだ、嬉しいに決まっている。

「それで、式はいつの予定だ?」

『3ヶ月後の14日を予定しています』

「3ヶ月後…ッ!そうか、いい日を選んだな」

『はい…///』





「、お前たちの娘は立派に育ったな…お前には悪いが、式にはの父親として参加させてもらうぞ」

引き出しにしまっていた写真に功は思わず話しかけていた。

式を予定している3ヶ月後はの両親の結婚記念日でもあるのだ。

3ヶ月後のの式を功は密かに楽しみしていた。



然し、現実は残酷だった…


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