第2章 青天の霹靂
「おはようさん、僕の可愛ええお姫さま」
『んっ…おはよう、宗四郎…』
朝から眩しい笑顔を向けてくれる宗四郎。
そんな彼につられて私も頬が緩む…
背中に手を回されぎゅっと抱き締められる。
宗四郎の胸に顔を埋める形になれば彼の安心する匂いに包まれる…
こうやって一緒に朝を迎えれるだけでも幸せだ。
と思っていた矢先…
『ちょっ…!//』
背中に回っていた手は気付けば私のお尻を厭らしく揉み始め、ショーツを剥ぎ取ろうとする…
「まだ朝早いで?…あかんか?」
『ぅうっ…昨日もあんなにシたじゃない…』
仔犬のような瞳をし、おねだりする宗四郎に私はめっぽう弱い。
だけど昨日も3回致してるのだ、これ以上腰に負担をかけるわけにはいかない…
「何回も言うとるやろ、何回君を抱いたって足りんのや…あかん言うてる割にはココ濡れとるけど…僕の気のせいか?」
ニヤリと悪い笑みを浮かべて、ショーツの隙間から侵入した指はそっと割れ目をなぞる…
気のせいなんかじゃない、宗四郎に触れられれば私の躰はすぐ反応するのだ。
それは1番彼が分かっている…
「1回だけ…あかん?」
甘い誘惑が私の判断力を狂わせる…