第2章 青天の霹靂
「保科、、おめでとう。実に嬉しい知らせだ」
『ありがとうございます』
ミナの言葉にはにっこりと微笑む。
「本当におめでとうございます!!!(泣)」
「小此木ちゃん…そない泣かんでも…」
翌日保科は早速との婚約を発表した。
2人を祝福する声は多い、然し…
「ぅう…」
「斑鳩、そう落ち込むなって。相手は副隊長だぞ、勝ち目ねぇじゃん」
「分かってるけどよぉ…分かるだろ、中之島…」
部隊の殆どの男たちは皆、青天の霹靂…
に彼氏がいた事実を知った時よりさらに男達はダメージを負った。
周りの様子を伺うにミナはそろそろか?っと訊ねた。
ミナの質問には頷けば、気をつけて行ってこいと声をかけを見送った。
部屋を出ようとするに保科は後を追い…
「、待っとるで」
いつもと変わらない笑顔の保科にも緊張がほぐれ、一度深呼吸をし…
『うん、いってきます』
「いってらっしゃい!」
2人の仲睦まじい姿を目の当たりにする隊員たちは皆…
"羨ましすぎんだろーーー!!!!"
と心の底で叫んだ。