第8章 適合者
ガチャ…
ドンッ!
『んっ…ふっ、待っ…んっ///』
「すまんけど、今日は抑えれん…」
開眼した瞳は熱を持っていてた。
あまりの色気に胸の高鳴りが止まらない…
そして再び塞がれる唇。
副隊長から突然の告白…
嬉しくて堪らなかった。
外だと言うのに何度も何度もキスを交わしていた。
伐虎の鳴き声で漸く我に返った私たち…
恥ずかしすぎて死にそうだったけど、副隊長の笑顔で恥ずかしさなんて吹っ飛んだ。
手を繋いで基地へ戻る間、ずっと胸がドキドキしていた…
多分顔も真っ赤だったんだろう。
隊長からは良かったなっと一言だけ言われた。
それから副隊長に一緒に住んでいる家に来ないかと言われ此処へ来たわけなのだけど…
『んっ…ンッ…ふっ…///』
「フッ…めっちゃ可愛ええ…」
玄関の扉が閉じるや否やドアに押し付けられ甘くて激しいキスをされている…
息を吸う暇も与えてもらえない程の互いを求める激しいキス…
まるで互いの存在を確認し合うようなキスだ。
胸はドキドキとする一方で、躰は凄く熱くなり始めた…