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ふたりの熱が、肌を揺らした夜 snr 🔞

第3章 欲と熱が溶け合う夜



「……もうあかん……抑えきれへん……」
その言葉の直後、キスは深く、激しく、唇の合間に甘く湿った音が何度も響いた。

センラの腰が何度も押し当てられるたび、ズボン越しに擦れる感触がをじわじわと追い詰めていく。

「……ん、はぁ……んっ……」

彼の息遣いは徐々に荒く、指先も震えている。

「……ずっと思ってた……お前がここで待っててくれてたらって……迎えにきたら、絶対こうして……抱きしめたなるやろなって……ほんまに、ずっと……会いたかってん……」

その声に、も震える。

「わたし……迎えた瞬間から、もうダメだった……っ」

押し付け合う腰。スウェットの生地がじんわりと色を変え始め、の脚の付け根を濡らしていく。
音こそ立たないが、触れ合うたびに熱が染み込み、センラの内側も我慢汁で湿り、下着の中がじっとりと濡れていた。
スウェット越しでも分かるほどの熱と硬さが、の脚の間にぴったりとすり寄せられ、布の湿りが肌に生々しく張り付く。

「……なぁ……ここ、見てみ……色、変わってるやん……どんだけ濡れてんねん……」

息を吐くたびに揺れる身体、触れ合うたびに昂ぶっていく。

互いの熱が臨界に達しそうなその瞬間、センラはふっと肩を揺らし、目を伏せた。

「……もうあかん……お前の全部、喰らいつくしたい……肌の奥まで、俺に染めさせて……」

彼の手がのスウェットの腰にかかる。
布をするりと下ろし、太腿に沿って滑らせながら脱がせていく。
その動作に、も震えながら上半身を起こし、センラのシャツに手をかけた。

お互いの服を脱がせ合うたび、吐息は熱を増し、裸の肌が重なる瞬間を予感させる。
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