第6章 縁(えにし)
料金は先払いであり
鬼殺隊は隠含め全員タダだと知った後の反応
『………』
とっても困惑した表情で固まっておりました
恵土「無惨を倒せばいい話でしょ」もぐもぐ
『簡単に言うな…;
(その通りだけど;』
内心まで同じことを考えていたそうです
縁亭(えにしてい)へ寄る人は非常に多く
隠れた穴場として非常に人気を博しておりました
そして…産屋敷家にも料理を直行で送られることもあるそうです
ヨーグルトや牛乳、ゼリー等々、美味しいものが沢山あったそうです(選り取り見取り)
温泉施設は程近い場所にあり、そのまま寄ったりとなる方も多くいたそうです
どちらかと言えば、お金を取る為にしているというより
共生する為に自然と行い、営み続けているという方が正しいです
要は共同集落(全員、各々自分に出来ることをして差し出し合っている、代わる代わる休憩して休んでもいる(里の民も同様にただ)、休息の日と働く日がある)
料金がいくらか忘れることも多いので、全部一律5銭(1000円)で定められました
中央に小さな宿場町(主に住み込みで暮らす(働く)ことになった方々用)
北に縁亭(結構大きい)
北西に温泉施設(縁亭と同じぐらい大きい)
北東に料理の原材料の貯蔵、作成庫
西に浄水と発電施設
東に家畜と林業
南西に田畑(さとうきびもある)と養殖
南東に鍛冶師と金物屋
南に家(助けられた後に隠や里のもの(一族)となった方々が住んでいる所、主に食事を届けたり家事を手伝ってくれる)、館(南の端っこ)
館の更に南側から滝に掛けて、木道(もくどう、鍛錬用(川の真ん中))がある
温泉施設では卓球(タダ)に按摩師、そのまま素泊まりも可能というもの
料金も一律化しており、鬼殺隊はこの里の利用全てがタダとなる(もし貰ったら里の為に共同で使う)
先程挙げた区域は一つにつき0.44㎢で、一つ一つが今で言うUSJパーク内面積(駐車場除く)と同じぐらい
温泉施設では
温泉の区画が半分、泊まる区画が更に4分の1、療養区画(飲食可能、縁亭の料理が直行で来る(往復不要))が4分の1を占めている
縁亭の北側では、直ぐ調理するだけで出せる状態にまで加工する場所があるそうです
それも縁亭
ちなみに温泉施設の名は『縁の湯(えにしのゆ)』
恵土は12歳にして、頭(かしら)と呼ばれていた
