• テキストサイズ

化身来華【鬼滅の刃】

第4章 癒やし柱(いやしばしら)





己が魂(切っ先)を見失うな

それは…向かう先
これから向かう方向性を差す
己が在りたい道、その先を示す


将来なりたいもの、果たしたい願い、己が夢、信念を差す



そしてそれは変わらず、絶えず…在り続けてゆく……人が人である限り、夢は終わること等無く、永遠に続いてゆく



里の名は「縁(えにし)」と付けられた(恵土命名)



柱対抗御前試合なるものが開かれ、優勝した

光速での速度と力の補強に伴い、圧倒的なものだった


ちなみに…
試し斬りで斬った山は、標高1000mはあり
綺麗に横薙ぎに斬れ、一度宙に舞い、戻し斬りの要領で元に戻った

ずずうううううん!!!!
凄まじい轟音により周囲一帯の建物は揺れ、地震として捉えられたのは最早言うまでも無い


当時、耀哉はすっかり見入っており
振りたいと申し出て握らせてみたが
振ることは愚か、持ち上げることも出来ずに居た

補足だが、恵土の日輪刀は常に60℃前後に保たれており、それは密度が跳ね上がったことも関連しているのではないかとも言われている



正月を迎えた折…
1月1日が耀哉の誕生した日らしく、皆が一斉に年を取る昔の日とは縁起がいいと思った

ちょうどその日、神籬あまね(ひもろぎあまね)という少女のことを知らされ、父上(お館様)から耀哉の見合いの相手にどうかと言われ、「いいと思う」と伝えた


お館様「どうせなら君(神)と結婚出来ればとも思っていたのだが…」う~む
顎に手を当てて考え込むお館様に、恵土は自らの想い、考えを伝えた

恵土「それは耀哉が決めることだ
それに…私には、果たすべきこと(役割)がある

それを果たす上で障害になるのなら、それはどちらも苦しめてしまい兼ねない


家で耀哉を守ってくれるのと、外から耀哉を守るのは、別の方(かた)がした方がいい
私がやるのは後者だ、もう鬼殺隊の柱(はしら)なのだから

いつでも共に居れる訳では無い以上、妻として支えるのは不可能だ

何より…柱の私的利用は頑なに断っていると聞き及んでます


全てを同時にやろうとすれば潰れるのは自明の理、火を見るよりも明らかです
なので私は耀哉と結婚する気はありません

お館様の命令であっても辞退致します」真剣

お館様「ふふっ…あの子も、いい子を姉に持ったものだ」
恵土「?」眉顰め首傾げ

お館様「私も…」くす


/ 321ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp