第31章 未来へ(みらいへ)
拳骨を二人揃って振るった後
桟橋の上に戻り、再び報告をし出した
しのぶ「それとあと一つだけ報告を…こほん
妊娠しました」
『ええ!!?』
しのぶ「始原細胞で、貴方が寝た切りの時にしました」
恵土「独断で!!?」
しのぶ「はい…
死んでしまえば出来ないからと…
珠世さんからの勧めもあって」
小芭内「それはなんと…面妖な」
蜜璃「おめでとう!!?」
天元「めでたいな!」微笑
実弥「おい待て
聞いてねえぞ」ぜえーぜえー←水や食事を持って駆け付けたばかり(両手に荷物一杯)
小芭内「聞いてないからな
俺も初耳だ」
恵土「私の…子か?」わなわな
しのぶ「はい
貴方の原始生殖細胞、卵子を元に精子にして…
その後で私の卵子を取り出して体外受精した後に私の子宮に戻して着床に無事成功
がばっ!!!←しのぶの脇に手を滑り込ませ
恵土「やったああああああ!!//←持ち上げる
やった!!やった!!やったあああああああああああ!!!^^//」涙
桟橋の上で回転し始める
小芭内「待て!落ち着け!!死ぬぞ!!」
杏寿郎「祭りか!!?何があった!!」
しのぶ「恵土、やめて、落ち着いて!!
高過ぎるからやめてえええええ!!」青ざめ←高さ80m(44ページ参照)
その後…恵土は全員からフルボッコを受けました
目覚めた折には、光のお蔭なのか全て治って全快しており
三つの修練を難無くクリア出来るレベルだったそうです…
皆が皆、鬼滅の刃無惨戦以上の身体能力はあり、極み程度の呼吸と技は出来ました
しかし極み・常中は肺の構造上不可能、無理にすれば破裂すると珠世から断定と共に宣告され
耀哉からも直々に皆は制止され、今後厳禁、取り止めとなりました
後に、15m瓢箪(夏祭り花火前の真骨頂、187,190ページ参照)は無理でしたが、11m瓢箪は割れるように皆なりました←最初に出来たのは恵土
後遺症は一人も無く…皆が皆無事、激動の時代を生き抜くことが出来ました……
そして……
令和の時代…
産屋敷家の長女として生まれ変わった恵土(耀哉は血の繋がった弟、しのぶが生まれるなら私も行く!と駄々を捏ねしのぶと同年代に)と
来世でも胡蝶姉妹として生まれたしのぶは
恵土、しのぶ『ははははは^^』
手を取り合い、共に逢瀬を歩みましたとさ……
テロップ『めでたしめでたし』
