第29章 化身化(けしんか)
かっ!!!
1912年1月12日18:50…
18時45分からの戦いから縁の里上空にて
太陽が百個集いて中央一点から天を刺した
その光は全て日輪刀から発されるものであり、突撃を受けることを想定されたもの
無惨「おのれ煩わしい!!」
ばっ!!
恵土「ふっ」にやり!!
無惨が上空から勢いを付け、中央にいる隊士へ拳を向ける
炭治郎「来た!!
落ち着け!!呼吸だ!!
呼吸を整えて!ヒノカミ神楽を!!透き通る世界を!!
見える!見えるぞ!!
次の動きが!!手に取るように!!!)←剣を上段に振り被る
でやあああああああ!!
ヒノカミ神楽、炎舞!!」
上空に飛び上がって避けながら頸の関節に叩き込み、地面へと叩き付けた
炭治郎「くっ!
(予め言われてたけれど…斬れない!!」ぎりぎり
無惨「うおおおおおおおお」管を全身から出しムチのようにしならせ攻撃を繰り出す
炭治郎「全員避けろ!!絶対当たるなああああ!!!」ばっ!!←距離を置いて離れるも一撃当たり掛け刀で防いだことで折られる
善逸「死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ
ムリムリムリムリムリムリムリ」半泣き
とか言いながら全部避けてる
伊之助「おりゃがあああああ!!」刀を投げ付ける
無惨「ふんっ
化身化の力は、化身化でなければ破れんわ!!!!」がきいんっ!!
きいんっ!!
弾き返され飛んでくる刀をカナヲが弾き
無惨の四方を、打ち合わせ通り五人で囲んだ
善逸「これ囲むだけでいいんだよな!?いいんだよな!?」
玄弥「黙って構えろ!!」
炭十郎「すっ)行くぞ…無惨!」
無惨「!!!!」さああああっ!!!!
炭十郎はそう言うが早いか、管の全てを斬り刻んでみせた
一時的にとは言え…恵土の化身化のそれを、付与して身に纏った状態で……
それにより刃が通り、全身を斬り刻まれて塵となって消えてゆく
『うおおおおおおおお!やった!!』
炭治郎「まだだ!油断するな!!
原子一つからでも再生するぞ!!!
距離を置け!!隊士同士離れるな!!!守り合うんだ!!!!」
その言葉に構え直す
だが…
無惨の怯えようは尋常では無く……必死に距離を置こうとしていた
小芭内「なんだ?何が起きている?」駆け付けた
恵土「あいつは過去
縁壱に一度殺され掛けた」
『?』
恵土「継国縁壱という始まりの呼吸を使う剣士で約400年前のことだ
