第27章 それぞれの想い(おもい)
部屋に光が満ち溢れ
綺麗な状態になっていた
それを機に…
耀哉に掛かっていた呪いこそ消えはしないものの
病の痣は消えずとも、目が見える等の現象を巻き起こした
感触としては、あまり大して変わらないとのことだった……
耀哉「どうだろう?
ここで小休止を挟むのは」
『え?』
しのぶ「何故ですか?
今の内に力を理解して会得した方が…」
耀哉「ここまで休み無しで駆け付けて
そのまま休み無く話し、魂の力に覚醒めることになった
このまま魂の力を御するのも手だけれど…疲れが残らないか心配だ
あまり根を詰め過ぎるのもね…
だから甘味や茶を挟んではどうだろうか
一旦時間を置いて休息を挟んで欲しいのだけれど…
君達には…迷惑かな?」苦笑
『そんなことはありません!!』
お館様の言葉ならと
抹茶ティラミス、抹茶アイス、おはぎに抹茶というものを飲食することになったのだが…
小休止中…
しのぶ「ちょっ
何回やれば気が済むんですか
恵土「無限だあああああい♪」でれっでれ
しのぶに何度も擦り寄り、抱き締め、頬や耳や口や目にキスをしまくる恵土に
いい加減にしなさい!としのぶが言うも、恵土からは気にせず続けられる有様だった
それを見た冨岡は……
義勇「マタタビをまいた猫のようだな
くねくねすりすりすりすり←猫がする光景が浮かぶ
『ぶほあっ!!!』その場にいた全員が吹き出す
実弥「おい…冨岡てめえ!(わなわな)
折角のおはぎが抹茶塗れになっちまったじゃねえか!!
弁償しろ!!
義勇「弁償しろと言われても;」たらーり困惑
しのぶ「まあまあ
勝手に吹いたのはそちらじゃないですか?^^」くすくす
実弥「ああ!!?」
耀哉「おかわりならこちらにあるから
気兼ね無く食べるように」
実弥「…はい、いただきます!
(覚えてろよ冨岡あ」ぎろり睨視
恵土「I love you♪
I miss you♪
I need you♪
✕∞」すりすりすりすり
しのぶ「いい加減にやめなさい!」
恵土「やだ!一生する!!^^」きゃーい!きゃーい!!きゃーい!!!
しのぶ「もお…私もしますよ」キラン!
恵土「どんとこーい!><♪」満面の笑み
ワチャワチャワチャワチャ
興奮冷めやらぬそれに
益々悪化したな…馬鹿惚れに……
なんて目を向けられている等、当人達は知りませんでしたとさ――
