第27章 それぞれの想い(おもい)
無一郎「次、僕が行きます」挙手
すっ
とっ
無一郎「僕達ってそんなに頼りない?
ぶんぶんぶんぶん!!←力一杯頭を振る
無一郎「うん…違うよね?
もし酷いことなっても助けてくれるでしょう?
こくこくこくこく!!←力一杯何度も頷く
無一郎「なら大丈夫じゃない」にこ
恵土「!!」瞠目
無一郎「だから気にしないで
僕達のことは大丈夫だからさ
姉上の悪い癖だよ?それ^^(くすくす)
気にせず預けてよ
折角、姉弟になれたんだからさ
ね?姉上」微笑
恵土「…ひっく」
こくん
無一郎「よしっ
以上です」
すっ
たっ
天元「次俺行くわ」挙手
無音で歩き
無音で座った
天元「あ〜〜
言いたいこと、ほとんど言われちまったが…
俺が言いたいのは……
お前俺等にもっと頼れ!!←人差し指を向ける
俺等がどうなろうが気にする必要ねえんだよ!
どうせお前助けようとするんだからよ!
だからよ……覚醒めさせてみせろよ
神に
言ったろ?俺は祭りの神だって!
何にだってなってやるからよ」真剣
以上だ
の言葉と共にすぐ戻った
蜜璃「はい!!
私行きます!!」ぐすっ←まだ泣いてる
すたすた
とん
蜜璃「恵土ちゃん…
私…ずっとずっと知らなかった
知らなくて、ごめんねっ
でもね…一人で全部背負うとするのは違うと思うの
そんなのずるいよっ
私達にも背負わせて?
神に覚醒めて変わってしまうのが恐くても…
私は、ずっと…恵土ちゃんの友達だよ?
私ね…恵土ちゃんのこと、親友だと思ってるの
駄目?」
頭を振る
鼻水まで垂れ出すそれ(恵土)に紙を渡し
恵土「ひっ、えっ、えっ
ぅぅうぅぅ」
必死に声を押し殺すそれに
蜜璃はそれごと抱き締め
蜜璃「恵土ちゃん…大好きだよ
神に覚醒めても
魂の記憶に飲まれても
ずっとずっと大好きだからね!^^」
恵土「わああああああああああああんっ」
ぼろぼろぼろぼろ
必死に堪えていた涙が決壊した
杏寿郎「まるで滝のようだな!!」腕組み微笑
『しっ!!』
見たままの感想を述べる中
それを数人が制した
しのぶ(お願いだから…空気を読んで下さい…;)遠い目
恵土「私も大好きだよおお
巻き込んでごめんねえええ」
消え入りそうな声で言うそれに
蜜璃も涙を零しながら頷いた
蜜璃「以上です」
すたすた
すとっ