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化身来華【鬼滅の刃】

第26章 天変動地(てんぺんどうち)





恵土「虫唾が走るわ」黒睨視

無惨「ふっ…
そうか……

ならば仕方無い…
お前を鬼にして、時間を掛けて刷り込ませてやる」
恵土「お断りだタコ

それよりお前…さっきなんて言った?」
無惨「俺の女になれ」
恵土「違う、その後だ

全ての鬼を…
え?喰らっ?」

無惨「ふっ…

ああ…
全て喰らった」微笑

恵土「!!!」瞠目

無惨「数人の鬼を除いてな…」

恵土「何故だ…
何故、そんな事を」

無惨「ああ、藤襲山の分までは頭に無かったな」
すっ
右手で日輪刀を持ったままの恵土の左手首を掴んだまま
左手を藤襲山へ向けて差し出し拳を握る

次の瞬間…断末魔のようなものが響き、すぐに収まった


無惨「どうだ…?要望には添えたか?」

小芭内「貴様…なんのつもりだ
無惨「黙れ」睨視し重力波を強める
恵土「!!

わかった!話し合う!
双方剣を収めろ!!」

無惨「ほお…やっとその気になったか」ぱっ←微笑し手を離す

それに距離を取り、刀を収める


鎹鴉が通達に飛び回る中…
駆け付けてくるまで時間稼ぎをしようとしているのを嫌にでも感じた

小芭内「済まん
恵土「気にするな(まだ勝機はある
天元「取り敢えず…戦闘する気はねえってことか」

無惨「………
お前達が動かない限りはな」

天元「わかった…要求を飲む
対話って分だけはな
無惨「貴様誰に向かって口を利いている?
誰の許しを得て発言している?

私が対話をしに来たのは原初の始祖神のみだと言ったはずだ」

恵土「初代と二代目の俺…どっちだ?」

無惨「両方だ
他は要らん」

恵土「わかった
場所を移したい

そこで話そう」

無惨「よかろう」頷く

そのまま数mほど先にある小屋へ移動する中


恵土「先程のはなんだ?異空間か?」
無惨「答える義理は無い」
恵土「そうか、済まない」
無惨「ふっ」微笑

なんとか時間を稼がなければ…
そんな心中の中、変わらず無惨は微笑み掛けてきていた

それに…恵土は、気持ち悪さを深く感じていた……


恵土「どういうつもりだ…?
隠れているんじゃなかったのか?」

無惨「……………」

恵土「何故…姿を現した?
何故……←口を開き、一度閉じ、唇を噛む

今になって?」


無惨「………記憶を見定める為だ」

恵土「へ?」

無惨「癌としての記憶…
それらとの整合性を知りたい」


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