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化身来華【鬼滅の刃】

第25章 それぞれの関係性と、進展(しんてん)





本気で言ってくれているのが
真剣な面差しが
幸せそうに、自分のことのように喜び、嬉しそうに語ってくれるそれ(恵土の姿)が

心底嬉しくて、期待に応えたくて…
しのぶは必死だったそうです

当時…惚れたのが、そういう声掛けや日常での態度、回復もしながらもしのぶを優先した配慮も込みでのことでした


つまり…お互いが、互いに、心惹かれ…憧れ(尊敬の念)を抱き…惚れ合っておりました

隠から見ても
仲睦まじく、心底幸せそうに過ごしていたそうです
一日一日を、大事に、噛み締めるように――


しのぶへ修練を付けていた三か月の内になんとか完全回復し
それまでに機能回復訓練も兼ねて任務が少しずつ入っていき
10月3日には極めて危険性も低く軽い任務が入った為(しのぶへ行くか聞いたら行きます!と即答した)
しのぶを連れて行き、同行と見取り稽古を許したそうです(100ページ参照)
当時のしのぶはまだ生活習慣を鬼狩り用に切り替える前で少し眠そうにしていましたが、戦闘に入ると一気に集中しておりました

死んでいたしのぶの両親を蘇らせた後、三日昏睡
死ぬはずだった瑠火(杏寿郎の母)を完治させ、三日昏睡
昏睡に昏睡が続いての復帰だったことで、回復にいつもより更に時間が掛かり
それも相まって、行冥へ長期任務が入ること(71ページ参照)になったそうな…
他の柱達も同様だったそう……

その頃には行冥は沙代(さよ)と無事和解し合っており、今では手紙を送り合う仲へ発展していたそうな…

だからこそ……
あの当時(恵土がフラッシュバックを起こし何度も死のうとした折)…これまでに無いほどのブチギレ(般若を通り越して阿修羅化)を見せたそうです;(滝汗、真っ青、がくぶる)


余談ではあるが…柱達は皆、恵土に何かしら救われたり世話になったりと掛け替えの無い恩人であることも相まって、あれほど心を乱し、恵土以上に取り乱したのだとか…

柱達の皆は愚か鬼殺隊全体から、恵土は、縁の下の力持ち、大黒柱とも評されているそうです
恵土が居なければどうなっていたかわからない、想像したくもない、とも…


しかし…唯一ブチギレて暴れなかった隊士が一人居た――

杏寿郎である

杏寿郎「うむ!!
聞いた当初は腸が煮えくり返りそうだったが!恵土の方が辛いだろうからそちらを優先した!!」

全くブレない杏寿郎である…;


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